Our Businessわたしたちの仕事


道東飼料は、主に2種類の飼料製造に特化した工場を運営しています。
とうもろこしや大麦を加工し、配合割合設計書に基づいて自動制御で計量・混合を行い、配合飼料を生産する工場と、子牛が生まれてから1〜2ヵ月間給与される、母乳の代わりとなる高エネルギー飼料である代用乳を製造する工場です。
Process flow飼料ができるまで
養牛用配合飼料工場製造工程
01原料の受入
とうもろこし・大麦を始めとした原料を受け入れ、工場内のサイロへ保管されます。
原料の受け入れは搬送機(コンベア)を要した工場への直接受入と車両(ダンプカー)を用いたバラ受入があります。
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大麦
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とうもろこし
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ふすま
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コーングルテンフィード
02原料の加工
受け入れた原料は用途に応じて粉砕・加圧成型・圧ぺん加工されます。
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とうもろこし全粒粉
(粉砕加工) -
大豆油粕ペレット
(加圧成型加工) -
とうもろこしフレーク
(圧ペン加工)
03配合
配合割合設計書に基づき様々な原料が自動計量され配合飼料が出来上がります。
粉体原料主体のマッシュ製品、固形原料主体のバルキー製品の2種類を扱っています。
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マッシュ飼料
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フレーク&マッシュ飼料
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ペレット飼料
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バルキー飼料
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ペレット&フレーク飼料
04充填・出荷
製品形態に合わせて充填し、納品先のニーズに合わせた形で出荷されます。
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トランスバッグ
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紙袋
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バラ出荷
養牛用配合飼料工場設備紹介
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粉砕加工設備
ハンマー粉砕方式を採用し、高速回転するハンマーで対象へ衝撃を与えることで粉砕します。
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加圧成型加工設備
粉体を蒸気加温しペレットミルで成形することでペレットへ成形されます。
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圧ぺん加工設備
とうもろこし等の原料をロールで圧ぺんすることでフレークへ加工します。※圧ぺん=蒸気で加熱し薄く潰すこと
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混合設備(カットブレンダー)
計量した原料を設備内配合層へ分配し排出、自然落下により混合させます。
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中央操作室
工場内設備の状況を確認することができ、FAシステムにより全工程を管理しています。
通常4名のオペレーターが常駐し製造を行っています。※FA = ファクトリーオートメーション。工場における生産工程を自動化するシステムのこと
代用乳工場製造工程
01原料の受入
代用乳工場では紙袋で粉体原料と液体原料の2種類を使用しています。
粉体原料は紙袋、液体原料は車両(タンクローリー車)及びドラム缶での受入となります。
02計量・調合
原料は配合設計に基づき自動計量されます。
粉体原料は金属製容器(コンテナ)へ充填され自動倉庫で一時保管されます。
液体原料は均質に乳化され、乳化液として液体専用のタンクに保管されます。
03造粒・冷却
配合された原料は造粒機内で顆粒状に成形され製品となり、
冷却機で冷やされた後金属製容器(コンテナ)へ充填され、
自動倉庫で一時保管されます。
04包装・出荷
コンテナに一時保管された製品は紙袋包装設備により専用の紙袋に充填(パッキング)され、
荷受版(パレット)にはい積みした後出荷されます。
代用乳工場設備紹介
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デパレタイザー
パレットに積まれている紙袋を原料切込ラインへ自動で降ろす設備です。
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パレタイザー
パッキングされた製品をパレットにはい積みする設備です。
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造粒機
配合された原料を顆粒状に成形し溶けやすくするための設備です。
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中央操作室
工場内設備の状況を確認することができ、FAシステムにより全工程を管理しています。
通常1名のオペレーターが常駐し製造を行っています。※FA = ファクトリーオートメーション。工場における生産工程を
自動化するシステムのこと。